今月から長かった非常事態宣言が解除されました。テイクアウトのみだった飲食店も時短営業ではありますが、再開し、人々が食事をする姿が見られるようになりました。感染予防対策しつつ、生活するのはまだまだ続きそうですが、気をつけながら、さわやかで過ごしやすいこの季節を楽しみたいものですね。
10月になるとやっぱりハロウィン!「まほうのハッピーハロウィン
(石津ちひろ/文 岡田千晶/絵 ブロンズ新社)」をおススメ本に選びました。
これまでもこの時期にハロウィンの由来の本を紹介したり、魔女の本など待合室に並べたりしていますが、 印象派のような柔らかであたたかい光を感じるタッチのこの本を今は願いをこめて紹介したいと思いました。
この本では 子供達が、それぞれ、いつもとは違う姿に仮装・変身して集い、仲間たちといろんな場所に訪れて、優しい大人たちやおもいやりのある仲間と楽しんでいる姿が描かれています。自分が楽しみたいというより、そうしたみんなが楽しんでいる様子をまたとても見たくなりました。とても美しくて幸せな光景です。
このコロナ禍において、祭りもイベントも開催しづらく、開催したとしても声を上げて『キャッキャ、ワイワイ』するのは残念ながらまだ難しそうです。今年はまだお家ハロウィン・オンラインハロウィンになりそうですね。
この本の様な優しい世界を取り戻せる日が来るよう、みんなで努力してまいりましょう。