今月のおススメの一冊 – 2024/05

今年のGW、皆さんは楽しめましたでしょうか。

続く円安で、身近に外国人旅行者が当たり前になりました。時期を選ばず、平日でも観光地として特化されていない場所でも日本を楽しんでいる人々を見かけます。夜遅くに駅のホームに180ｃｍ↑クラスの大柄なグループがいるとぎょっとしますが、皆表情がリラックスしていて異国を楽しみ和やかに過ごしている姿をみるとホッとします。海外でも日本ほど朗らかにしていても危なくない国はないのではないでしょうか。ずっと続いて欲しい当たり前ですね。さて、今月ご紹介したいのは、そんな輪をもって尊ぶ、気遣い上手の日本人気質を取り上げてくれた一冊『いい人すぎるよ図鑑』（著者　明円卓・佐々木日菜・真子千絵美/株式会社PHP研究所）です。日常に潜むいい人を発見し収集した図鑑で、昨年「いい人すぎるよ展」という企画展が表参道などで行われ、大好評だったそうです。私は本屋さんでたまたま見つけ知ったのですが、小さな本で軽くて、本自体のさりげなさも秀逸と思いました。（当院大好きな図鑑シリーズがまた増えてしまいました）

全部で100人のいい人の行動を紹介していますが、あ！私もコレやってるかも…と思う事も書かれているのではないでしょうか。いい人のちょっとした立ち振る舞いや気遣い行動がゆるいイラスとと共に描かれていて何だかホッとし、あたたかい気持ちになれます。　

ちょっと余裕が有ったり、習慣になっていると当たり前のように出来る事かもしれませんが、あらためて認識すると、豊かさ・優しさを感じて嬉しいありがたい気持ちになりました。

日々のちょっとした事の気づきに誘導してくれる本ではないかと思います。