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今月のおススメの一冊 – 2025/02

節分というと2月3日のイメージですが、今年の立春はいつもより一日早く訪れました。365日を1年としていますが、実際には、地球が太陽の周りを回る「公転」はそれよりも少し長く、うるう年で調整していますが、実際の地球の動きと暦のずれは完全にはなくならないため、節分の日付が変わるそうです。今後30年は、節分が2日なったり3日になったりするので豆まきする時は気をつけてくださいね。

この時期、陽は明るさと温かさを増し、寒暖を繰り返して春に向かっていきます。
季節の変わり目、体調に気をつけつつ過ごしていきましょう。

さて、2月のおススメの一冊は、「『昭和40年男』12月号 どっこい生きてる昭和~生活の中のあれこれ編~」(株式会社ヘリテージ)です。
昨年、流行語大賞となったドラマでも「昭和」が話題になりましたが、今年2025年は昭和でいうと100年目になるんですね!他にも同出版社が刊行に「昭和45年女」や「昭和50年男」などシリーズがあり、それらの特集も気になりましたが、私の生まれ年でもあり、今も私たちの生活の中で定番として馴染み深いあれこれを比較した内容に惹かれ、この一冊にしました。

昭和生まれのロングセラー代表格のひとつ、『ボンカレー』、一人暮らしを支えてくれた一品(逸品)です。米さえ炊けば、直ぐに食べれる優れもの、今は様々な種類のレトルトカレーがありますが、パイオニアが今も現役で売られているのは、うれしい限りです。『サッポロ一番』『チャルメラ』『どん兵』『カップヌードル』など、即席めんはすでに日本の発明レベルと思っています。パッケージに描かれているキャラクターやロゴに時代の変化があるものの、そのパッケージデザインが受け継がれているという点にあらためて感動しました。飲み物の中では、チェリオ、スコールは、懐かしく感じます。特にチェリオは、当たり付きが素敵でした。栓抜きが販売機に付いていたのを思い出します。当時昭和庶民の『ジュース』は、それらも含めたものでしたが、ジュースは正しくは100%果汁のみの呼び名だそうです。
また、社名のシャチハタで周知されている「Xスタンパー」」「アイスノン」「オロナミンC」は昭和40年生まれだそう!
その他、ドラマ、映画、音楽などなど、編集の方の思いに共感したり、コメントに笑ったり、読み応え満載でした。

ノスタルジックに浸れる一冊、当時の思い出と先人の優れた商品を産みだしたパワーに心を躍らせて過ごすのも一興です。