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今月のおススメの一冊 – 2025/11

今年も残り2ヶ月を切りました。この時期は一雨ごとに気温が下がっていきますね。夕焼けや紅葉も鮮やかに目を奪われますが、同時に空気が乾燥してきたということです。朝晩の寒暖差、部屋の中と外出時の温度差などで乾燥や乾燥による咳やのどの痛み、アレルギーなどに注意して過ごしたいものです。暑いなの時期もこの時期も水分補給はこまめに行い、こまめに手足を動かして滞りがちな血流を改善しましょう。

今月の一冊は食欲の秋!をぜひ楽しんでほしく『東京にいながら世界一周⁉おいしいものめぐり。』(昭文社)です。日本というもともと食レベルが高い国で、さらにメトロポリタン東京では、多くの在日外国人とインバウンドの効果もあり、世界中の美味しいものと出会えるようになりました。本書では80の国と地域の味が世界地図付き、そして愉しい解説や、現地語での美味しい!食べたい!という表現が紹介され、見ているだけでもワクワクしてきます。

この本にはかなり有名店も載っていますので、ご存知の方も多いかもしれません。私も訪れて印象深い二店舗を紹介します。

代々木上原にあるブータン料理のお店、7.8年近く前でしょうか。当時はとても小さいお店で、本格的なブータン料理がいただける場所はほかにまだなく、予約が難しかった記憶があります。名物の料理が出た時に、唐辛子が野菜として使われ、食べきれるのか?と思いましたが、辛さの奥にある旨味が美味しく、辛さに四苦八苦しつつも、ご飯が進んだ事を思い出します。ご飯も日本の水分多めのうるち米ではなく、タイ米のような軽い白米と赤米で2種類でした。複雑な調理工程は行わない、シンプルな料理を堪能しました。

もう一つは幡ヶ谷にあるNYブルックリン育ちのオーナーシェフのお店です。いち押し料理のスペアリブ、これは、他のお店では、食べた事の無い、旨いスペアリブでした。濃厚だけれどべたべたした脂っこさがないので、これ目当てできた、お一人様の女性がフルサイズをビールとともにサクサク平らげた様は格好良かったです。NYは人種のるつぼですから、もとはユダヤ系や移民系の郷土料理だろう美味しい料理もいただけ、クラフトビールやワインなど美味しい飲み物も多種類常備。気軽にお店の方に相談しながら楽しむのがおススメです。常連客が多い店なのでこちらも予約は必至です。

他のお店も美味しそうな料理の写真が、たくさん紹介されています。いまは円安ですから海外旅行はちょっと大変でも、こうした世界一周旅行はいかがでしょうか。

まだまだ、いっぱい気になるお店が有りますので、足を運ぼうかと思っています。