今年も残り1/3 、ようやく猛暑もひと段落、朝晩はエアコンを使わなくてもよい時期になりました。
秋は食べ物が美味しくなる、また収穫の時期、2022年9月のおススメの一冊は、 「 47都道府県 日本全国地元食図鑑 」(菅原 佳己 著/ 平凡社 )です。
土曜日版新聞に掲載されていたコラムが一冊になった本です。
それぞれの地域では、お馴染みの食べ物なのだと思いますが、一歩離れると途端に珍しくなることってありますよね。旅でローカルスーパーに入った時やアンテナショップを訪れた際の出会いはとても楽しいものです。
近頃では、デパートでも地方の物産展が定期的に行なわれたりして、手に入るものも機会も多くなりました。コロナ感染予防も、みんなが気をつけるようになったので、物産展も以前のように楽しめるようになって嬉しいです。
この本には、そんなちょっとワクワクする品々が沢山紹介されています。
北海道の『カツゲン』などなど、地方出身の友人に紹介されて買ってみたり、お土産でいただいたのがきっかけで見かけたら買うようになった福井県の水ようかん、気になって通販してみたり…と楽しんだ物も載っていました。見たことがあるコレはここの地方の物だったのかと確かめるのにも役に立つかもしれません。
その土地の歴史や文化、そして商品開発にかける企業や地元の人びとの想いなどの背景を知って、この地方に訪れる機会を得たときは絶対探してみようと楽しみが増えました。