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今月のおススメの一冊 – 2023/2

節分・立春が過ぎたあと、陽の光は一気に明るく強く春めいてきますね。三寒四温で まだまだ冬の装いは欠かせませんが、梅やモモの花・ミモザが順に咲き始め、街中にやわらかな色あいが増えると自然と心も軽くなるような気がします。

さて、2023年2月と言えば節分、節分と言えば豆まき、鬼は外、福は内、今月のおススメ本は、わらべうた本「おにのパンツ」構成・画:鈴木博子/ひさかたチャイルドです!

『鬼のパンツはいいパンツ〜、強いぞ〜強いぞ〜』

いくつになっても懐かしい記憶が蘇るフレーズ、小さい頃には歌えた気がしますが、間違わずに歌えますか?トラの皮は丈夫で何年たっても破れない… 改めてこの本を買って『あ〜』そうだったと思い出しました 。
イタリアの歌曲『フニクリフニクラ』の替え歌『おにのパンツ』は、1980年頃、手遊び歌としてNHKテレビの『おかあさんといっしょ』で紹介され、幼稚園や保育園で今も愛されています。 当時の童謡は、外国の曲に日本語を当てていた曲が意外に多いような気がします。

節分に合わせて、冬の気を吹き飛ばすシンプルな元気さに惹かれてこの本を選びましたが、他の鬼の本もいろいろ見てみました。特に絵本は大人になって読んでみると感じ方が変わっている事に気がつきます。
子供視線と大人になってからの視線が、どの様に違うか、 改めて幼い頃に読んだ昔話や絵本を読み直すのも良いなと感じました。