第5類への移行、マスク着用の各自判断など、アフターコロナとなりました。街にも多くの外国人旅行者を見かけます。山登りしていても多くの外国人と出会います。山田治療院としては皆様の安全のため引続き感染防止の基礎対策を心がけて参ります。
さて2023年5月は、「ぼくはいったい どこにいるんだ ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社」 をご紹介します。
ユーモアあふれる発想の、老若男女に人気の絵本作家さんです。物事の視点は自由であることを分かり易い言葉で思いやりを忘れず教えてくれます。
始めは、普通に地図を見て散歩かお買い物の話かな〜と思って読み始めました。
主人公が考える地図が疑問や気づきから拡がり、展開されて形になっていく様は、じつに素敵でした。
『世界と自分のつかまえかた』と帯にも書いて有りますが、通常、地図と思うのは、見て目的地を探すためのツールと考えてしまいます。でも頭の中に描いていくモノとして捉える、こんな地図の描き方もありだよね〜と関心しました。モノの捉え方を、共通の出来事に標準視覚化して見てみるというのは、以前ご紹介した「認知症の世界」などでも感じましたが、わからなかった故の拒絶や恐れから解放し、心をおおらかに人生を豊かにしてくれますよね。
自分自身の新たな、楽しいモノの捉え方が出来るようになり、元気をもらえる一冊です。
皆様も楽しいモノの捉え方、してみませんか?きっと楽しい目的地がそこにはある予感がします。