師走となりました。冬至まではイチョウや街路樹のポプラが色づき落葉して道を明るい黄色で覆い、豊かな晩秋の光景の時期です。本格的な冬の訪れももう間もなくですね。昨年よりコロナ感染対策も予防接種も進み、年の瀬での街の雰囲気も以前のにぎやかさを取り戻したような気がします。

今回、ご紹介する本は柔らかな挿絵にも癒される 「心も体もととのう 漢方の暮らし365日 川手鮎子 /著 自由国民社)です。コロナ感染予防で、各自ができることとして『免疫力をあげる』という予防対策がワクチンよりリスクも少なく、安全で効果的であるというのが広く周知されたのではないでしょうか。この本は、漢方薬局を45年経営、薬剤師の資格ももつ中医学のエキスパートが 食べ物や生活のチョットした過ごし方など、漢方の知恵で免疫力を上げ心も体も良い状態を保ちましょうという思いを感じる、今年出版された令和の養生大全的な本です。

この本は、冬至から始まりますが、何故?と思いましたら、この日が1番夜が長くなり、時計で言うと夜中の24時に当たり一日の始まりだからだそうです。

自分の誕生日に何が書かれているかを読むのも楽しく、 医食同源を見事に描く素晴らしい文言に惹かれました。 食材名をいろいろな言葉で表記しているのは、とても親切でレシピも記されているので実践できるワクワク感もあります。季節により人間の身体は影響を受け変化してしまうこと、また体質についてもわかりやすく注意を喚起しています。

また、食だけでなく呼吸法や心の持ちよう、どうすれば良くなっていく為のHow toが分かり易く簡潔に紹介されている事に感動し勉強になりました。健康を維持する為の一つの指標になると思います。積み重ねられた年の経験と探求に頭が下がる思いです。

そして、それを発表していただき感謝します。

自分を大切に、労わってあげられるのは自分です。皆様ご自愛くださいまして元気な姿で年越しましょう!